この記事では、Trip.com(トリップドットコム)で領収書を発行する方法を解説します。前払い・現地払いの違い、宛名を会社名にする方法、そしてインボイス制度への対応状況まで、ビジネス利用者が知っておくべき情報をまとめました。
「Trip.comで予約したけど、領収書ってどうやって発行するの?」——出張後の経費精算で焦った経験、ありませんか。
ツキシマ結論から言うと、Trip.comの領収書は支払い方法によって発行元が異なります。経費精算で困らないためにも、予約前に確認しておきましょう。
Trip.comの領収書は「支払い方法」で発行元が変わる


Trip.comの領収書発行で最初に理解しておきたいのが、「誰が領収書を発行するか」は支払い方法で決まるということです。
| 支払い方法 | 領収書の発行元 | インボイス対応 |
|---|---|---|
| 前払い(事前決済) | Trip.com | ❌ 非対応 |
| 現地払い | 宿泊先ホテル | ⭕ 対応可能 |



前払いか現地払いかで、領収書の発行元が変わるんです。
これ、意外と知らない方が多いポイントです
前払い(事前決済) を選んだ場合、領収書はTrip.comから発行されます。ウェブサイトやアプリから自分で発行手続きを行います。
現地払い を選んだ場合、領収書はホテルから発行されます。チェックアウト時にフロントで依頼してください。
経費精算でインボイス対応の領収書が必要な場合は、「現地払い」を選ぶのがポイントです。詳しくは後述します。
Trip.comの領収書を発行する方法【前払い編】


Trip.comの領収書を前払い(事前決済)で発行する方法を解説します。
ウェブサイト・アプリどちらからでも発行可能で、手順は5ステップで完了します。
ウェブサイトから発行する手順
Trip.com公式サイトから領収書を発行する手順は以下の通りです(Trip.com公式ヘルプより)。
ブラウザでTrip.com公式サイトを開き、予約時に使用したアカウントでログインします。
画面右上の「マイページ」→「予約」から、領収書を発行したい予約を選択します。
予約詳細ページで「領収書」または「電子領収書をメール送信」を選択します。
宛名(個人名または会社名)と、領収書を受け取るメールアドレスを入力して送信します。
指定したメールアドレス宛に、PDF形式で電子領収書が届きます。



領収書はPDFで届くので、そのまま経費精算システムにアップロードできて便利ですよ。
アプリから発行する手順
Trip.comアプリから領収書を発行する手順は以下の通りです。
アプリを開き、予約時に使用したアカウントでログインします。
画面右下の「アカウント」をタップし、「全ての予約」から該当の予約を選択します。
予約詳細ページで「予約を管理」→「電子領収書」をタップします。
必要事項を入力すると、メールで領収書が届きます。
航空券の領収書を発行する手順
航空券の領収書も、ホテルと同様の手順で発行できます。
アプリの場合は「アカウント」→「予約」から航空券の予約を選び、「電子領収書」を選択します。ウェブサイトの場合も、予約詳細ページから「領収書」をクリックして発行できます。
航空券の領収書はTrip.comから発行されます。航空会社からの発行ではない点にご注意ください
Trip.comの領収書を発行する方法【現地払い編】
Trip.comの領収書を現地払いで発行する方法を解説します。現地払いを選んだ場合、領収書はTrip.comではなく宿泊先のホテルから発行されます。
チェックアウト時にフロントで依頼
現地払いの領収書は、チェックアウト時にホテルのフロントで依頼します。
「領収書をください」と伝えるだけでOKです。
会社名での発行が必要な場合は、その旨も一緒に伝えましょう。
現地払いのメリット|インボイス対応の領収書がもらえる
現地払いの最大のメリットは、ホテルが発行する領収書なら、インボイス制度に対応している可能性があることです。



インボイス対応の領収書が必要なら、現地払いを選ぶのが確実です。
予約時に支払い方法を選べるので、経費精算のことを考えて選んでくださいね。
日本国内のホテルで適格請求書発行事業者として登録されていれば、インボイス対応の領収書を発行してもらえます。
登録の有無は国税庁のインボイス登録簿で確認できます。
チェックアウト時に「インボイス対応の領収書をお願いします」と伝えれば、登録番号入りの領収書を発行してもらえます。
Trip.comの領収書で宛名を会社名にする方法
Trip.comの領収書に会社名を入れたい場合の方法を解説します。経費精算では会社名入りの領収書が求められることが多いですよね。
前払いの場合
領収書発行画面で、宛名欄に会社名を入力します。予約者名と異なる名前でも入力可能です。



会社名を入れたい場合、予約者名と違っても大丈夫なので安心してください
現地払いの場合
チェックアウト時に、フロントで「宛名は〇〇株式会社でお願いします」と伝えてください。ホテル側で会社名入りの領収書を発行してもらえます。
Trip.comはインボイス制度に対応している?


Trip.comの領収書とインボイス制度の関係について解説します。
結論から言うと、Trip.comが発行する領収書は、日本のインボイス制度には対応していません。
Trip.comが適格請求書を発行できない理由
Trip.comはシンガポールで運営されているオンライン旅行代理店です。日本の適格請求書発行事業者として登録されていないため、インボイス(適格請求書)を発行することができません(Trip.com公式ヘルプより)。



Trip.comはシンガポール法人なので、日本のインボイスには対応していないんです。
経理から「インボイス対応の領収書を」と言われている方は要注意ですよ
Trip.comの領収書には「企業登録番号/GST登録番号」が記載されていますが、これはシンガポールの消費税登録番号であり、日本のインボイス登録番号ではありません。
※Trip.comは、中国発のTrip.com Group傘下の旅行予約サービスで、サービス運営主体の表記はシンガポール法人(Trip.com Travel Singapore Pte. Ltd.)です。
仕入税額控除を受けたいなら「現地払い」を選ぶ
仕入税額控除(支払った消費税を経費から控除できる制度)を受けるためにインボイス対応の領収書が必要な場合は、予約時に「現地払い」を選択してください。
現地払いを選べば、宿泊先のホテルから領収書が発行されます。ホテルが適格請求書発行事業者として登録されていれば、インボイス対応の領収書を発行してもらえます。
経費精算でインボイス対応が必須の場合は、予約前に経理担当者に確認することをおすすめします。「前払い」で予約してしまうと、後からインボイス対応の領収書に変更することはできません
なお、Trip.comはシンガポール法人のため、Trip.com経由の決済は「国外取引」として扱われます。
国外取引には日本の消費税が課税されないため、仕入税額控除の対象とならないケースもあります。詳しくは会社の経理担当者や税理士に確認してください。
Trip.comの領収書が届かない・発行できない時の対処法


Trip.comの領収書が届かない場合や、発行ボタンが見つからない場合の対処法を解説します。
領収書が届かない場合
まず、迷惑メールフォルダを確認してください。Trip.comからのメールが迷惑メールに振り分けられていることがあります。



領収書が届かないときは、まず迷惑メールフォルダを確認してみてください。私も最初はここで見つかりました
それでも届かない場合は、再度発行手続きを行うか、カスタマーサポートに問い合わせましょう。
発行ボタンが見つからない場合
予約詳細ページに「領収書」ボタンが表示されない場合は、以下を確認してください。
- 支払いが完了しているか(未決済だと発行できない)
- 「現地払い」を選択していないか(現地払いの場合はホテルで発行)
- 予約がキャンセルされていないか
カスタマーサポートへの問い合わせ方法
上記で解決しない場合は、Trip.comのカスタマーサポートに問い合わせましょう。
- 電話:0120-925-780(24時間対応・日本語OK)※Trip.com公式ヘルプより
- アプリ内チャット:「アカウント」→「カスタマーサービス」
詳しい問い合わせ方法は「Trip.comの問い合わせ方法【電話番号・日本語サポート】」で解説しています。
Trip.comの領収書に関するよくある質問
Trip.comの領収書についてよくある質問をまとめました。
- Trip.comの領収書には何が記載されていますか?
-
前払いでTrip.comから発行される領収書には、予約番号、宿泊施設名、金額、宛名、発行日、企業登録番号(GST番号)などが記載されます。なお、GST番号はシンガポールの消費税登録番号であり、日本のインボイス登録番号ではありません。
- Trip.comの領収書は再発行できますか?
-
前払いの場合、マイページから再度発行手続きを行うことで、同じ内容の領収書を再度メールで受け取ることができます。ただし、宛名の変更など内容を変更しての再発行については、カスタマーサポートへの確認をおすすめします。
- 領収書を分割して発行できますか?
-
公式に明記はありませんが、基本的に1つの予約に対して発行される領収書は1枚です。複数名で費用を分担する場合など、分割が必要な場合は、カスタマーサポートに相談してみてください。
- 領収書に消費税の記載はありますか?
-
Trip.comはシンガポール法人のため、領収書には日本の消費税額は記載されません。消費税の扱いについては、会社の経理担当者に確認することをおすすめします。
- 航空券とホテルを別々に予約した場合、領収書も別々になりますか?
-
はい、別々の予約として扱われるため、領収書もそれぞれ発行する必要があります。各予約の詳細ページから個別に発行手続きを行ってください。
- 領収書の発行期限はありますか?
-
公式に発行期限は明記されていませんが、宿泊後は早めに発行手続きを行うことをおすすめします。予約履歴が残っている限り発行可能ですが、システム変更等の可能性もあるため、経費精算の期限に余裕を持って対応しましょう。
Trip.comの割引クーポンコードはこちらから!
Trip.comで領収書を発行する方法は分かりましたか?
もし、これから予約するという方は、今すぐ割引になるクーポン情報をおさえておきましょう。Trip.comクーポンコード完全ガイドで一覧でご案内します。


Trip.comの領収書発行まとめ|ビジネス利用者向けチェックリスト
Trip.comの領収書発行について、ビジネス利用者向けのチェックリストをまとめました。
予約前に確認すること
- 経費精算でインボイス対応の領収書が必要か、経理に確認
- インボイスが必要なら「現地払い」を選択
- 宛名に入れる会社名を確認
予約後・宿泊後に行うこと
- 前払いの場合:マイページから電子領収書を発行
- 現地払いの場合:チェックアウト時にフロントで領収書を依頼
- 届いた領収書の宛名・金額を確認



ビジネス出張で使うなら、予約前に経理に確認しておくと安心ですよ。「前払いで予約しちゃったけど、インボイスが必要だった…」とならないように気をつけてくださいね
Trip.comで航空券やホテルをお得に予約したい方は、クーポン情報もチェックしてみてください。
支払い方法の詳細は以下の記事で解説しています。


